オーストラリアでセールスマーケターだった私は、 日本への出張中、突然ホテルで息が全くできなく なってしまいました。なんとかテラスに出て 息を整えながら、最初に考えたのは 「どうしよう、アポがたくさん残っている...。」 でした。何が原因かもわからず、パニックです。 とりあえず心療内科に駆け込んだのですが...

お医者さんいわく、不安やストレスから来る パニック障害ではないか？ 一旦、薬を出すから それで、とりあえず症状を抑えましょうと。 いつ再発するかわからない不安。根本的には 何も解決できずにモヤモヤした状態が心地悪く、 なんとか仕事を終えてオーストラリアに帰国した 私は疲れ果てていました。

オーストラリアで診療所に行って言われたのが 「あなたはカウンセリングを受けるべき」でした。 専任のカウンセラーが付き、なぜそうなったのか 10回以上の回数を重ねて親身に聞いてくれました。 今もこの先生の患者さんに向き合うスタンスは 私の大事なピースです。しかしながら私の体調は 一向に良くなる気配がありませんでした。

食べられない、食べたら全て出る。 気づけば、30kg台まで体重が落ちていました。 どこにも行けない疲労感が重くのしかかります。 それを見かねたカウンセラーの先生が一言 「あなたは、ナチュロパスに行った方がいいかも。」 ナチュロパス？10回以上話して信頼している 先生の紹介じゃなければ怪しいと切り捨てたかも。

とりあえず治ればなんでもいい！と、すがり 半信半疑のままナチュロパスの診療所へ。すると まあ、なんと根掘り葉掘り私の体のことを聞いて 理論立てて体の内側の話を教えてくれるのです。 言われるがまま生活を改善しサプリや漢方を飲み みるみる元気を取り戻していくのを自分自身が いちばん感じました。スゲェ！の一言。

すっかり元気になった私は、命を救われた 子どものように「私もナチュロパスになりたい」 と思うようになりました。  通常6年間かかる ドクターレベル相当の資格...こんなに学ばないと いけないなんて思っていませんでしたけど、笑。 そうして、クリニックを立ち上げるに至ります。 もう、人間の体って最高に面白いんですよ。

卒業後、いろんなナチュロパスのクリニックで 研修をしていた時期があります。ナチュロパスと 言えども、アプローチは様々。ただ、患者さんが 早く元気になる診療所は科学的根拠をベースに、 診療を行っていました。お金と時間をかけ数字で 証明された論文なだけの事はあります。私が常に エビデンスと言っているのはこの経験からです。

なんだかんだ人を放って置けない性格なんです。 道に迷っている人いたら声かけちゃいますし、 実は学生向けのシェアハウスとか経営していたり お金には全然ならないんですけど、幸せなので。 困ってる人がいたら助けたいですし、元気になれると私は知っているから、伝えたいんです。 いつもお金をいただく線引きを悩んでます（笑）

私を通しナチュロパスについて知っていただき、 予防学や自然療法が身近になるといいなと心から 思っています。お医者さんや薬に頼ることも もちろん必要なタイミングはあります。しかし 自分でできること、知っておけば防げること、 良くなれること沢山あるんです。私はそちら側で 私が不要になるほど皆さんに元気にしていきます。