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天候や気圧の変化で訪れる頭痛の正体



こんにちは、ナチュロパスさやです。


 天候や気圧の関係からくる頭痛の存在をご存知ですか?またもしかするとすでにお悩みという声もよく聞きます。


今日はこの天候や気圧の関係からくる頭痛の謎解きと改善方法についてシェアをしてみます。


頭痛と一言に言ってもいろいろな種類がある

私が把握しているだけでも頭痛や偏頭痛の種類は10種類に及び、その特性や原因、症状もさまざまです。例えば、『副鼻腔頭痛』は副鼻腔の詰まりや感染によって引き起こされ、頭の前部に深い痛みが生じます。また『ホルモン性頭痛』においては月経前に起こるもの(エストロゲンとプロゲステロンの低下による)や、生理が始まって数日後に起こる(おそらく貧血状態による)ものがあります。前者の場合はホルモンバランスの安定に努めると症状もかるくなります(もしくはなくなる)し、後者の場合は貧血改善に向けて子宮や卵巣の健康状態、また腸内の栄養吸収状態を査定していくことで改善へと向かえるでしょう。


じゃぁ天気や気圧の変化がトリガーの場合は?

この問題に悩まされている多くの患者様は『天気や気圧の変化で頭痛が起こるような気がするんだけどそれって本当に関係してるのかな』といったようなうっすらぼんやりとした疑問を抱えたまま頭痛が来ては痛み止めでなんとか乗り切っている、、という方が多いようです。実はこの現象、本当に存在するんです。そのメカニズムもすでに明らかにされています。


天候の変化 X 脳内の化学物質

実は天候や気圧の変化は脳内の化学物質であるセロトニンのバランスを崩す可能性があることが明らかになっており、これが頭痛や片頭痛を引き起こす原因となることが分かっています。ある研究(1)によれば、「セロトニンの低下は血管を拡張し、片頭痛を引き起こす可能性がある」と結論付けられています。また、その研究は、「片頭痛患者は、嘔吐した後に頭痛が止まると報告することがよくありますが、嘔吐をすることは腸の運動を刺激し、血中のセロトニンを上昇させるからだ」とも述べています。つまり天候や気圧の変化からの頭痛対策のカギはこの『セロトニンを増やす』ことにあるのです。逆に言うと天候や気圧の変化から頭痛になりやすい人というのは根本的に体内のセロトニンが不足している可能性がとても高いことがわかります。





セロトニンって?

セロトニンは神経伝達物質であり、脳や神経系で重要な役割を果たします。それは、気分、睡眠、食欲など、体内のさまざまな機能を調整するのに重要です。

セロトニン不足は以下のような症状も引き起こす可能性があります。

  • うつ

  • 不安、心配、パニック

  • 痛み

  • 睡眠サイクルの乱れ

  • 生理前症候群(PMS)

  • 炭水化物をやたらと欲する

  • 便秘


つまりセロトニンは頭痛対策だけではなく、健康においていろいろな場面でとても大事なことがわかりますね。


セロトニン、どうやって増やせるの?

セロトニンを増やすには、まずセロトニンがどこで生成されるかを知ることが重要です。

前述の通り、セロトニンは脳内で生成される脳内化学物質ではありますが、セロトニン全体のうちなんと95%は腸内で生成されているんです。つまり頭痛をどうにかしたいよと思った時、視点を向けるべき先は実はお腹にあるんです。ですのですでに何かしらの消化関連の問題、例えば便秘、過敏性腸症候群、腹部膨満、逆流性、胸焼けなどがある場合、健康な人よりもすでにセロトニンのレベルが低い可能性が大いにあります。


このような方は要注意

  • 毎日排便がない

  • 毎日同じ時間に排便しない

  • コーヒーを飲まないと排便できない

  • 「市販の食物繊維や善玉菌サプリメントを摂取していれば大丈夫」という人(腸の運動パターンが自然ではない)

  • 腹部膨満や腹痛がある

  • 下痢のような便が出るときもある

  • メンタル的に苦しんでいる


セロトニンは抗うつ剤よりもすごい!?

2017年アメリカの研究発表(2)によるとセロトニン(5-ヒドロキシトリプトファンとしての前駆体形態である5HTPとして)を摂取することは抗うつ薬よりも安全で、かつ効果的なな選択肢であるということがわかっています。


じゃぁ実際に何をすればいいの?

腸が大事ときくとついつい『OOダイエット』やサプリメント、発酵食品などに手を伸ばす方が多いのですが、これらの方法は場合によっては逆効果になる場合もあるんです。まず第一ステップとしてやるべきことは『自分の腸内環境の把握』です。自宅で検便をし、腸内細菌の実情やどんな有害物質がどれだけいるのかなど、まずは自分の立ち位置を把握することで対策方法も自然と見えてくることでしょう。


検便会社を選ぶ際の注意点2条


その1:解析方法を必ず確認しよう

多くの医療機関では昔ながらの『培養法』が未だに取り入れられており、正確性に欠けるところがあります。最新の正確性が高い『メタゲノム法』を取り入れている会社を選ぼう。


その2:有害物質の検出機能があること確認しよう

ただ単に腸内細菌の有無を調べるだけではなく、悪玉菌から放たれる様々な有害物質の種類とその量を検出できる検査会社選びが大事です。有害物質には様々な種類があり、種類によっても対策法がかなり違ってくるからです。


当クリニックはオーストラリアで最大の『メタゲノム法』を取り扱うラボと提携をしています。詳細はこちらから



まとめ

  • 天気や気圧の変化からの頭痛はセロトニンの低下が原因

  • セロトニンの95%は腸内で作られる

  • 腸活で大事なのはサプリや食品を『足す』ことではなくまずは腸内を調べることだ



[参考文献]


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